BGM2021
2021年に書いた二次創作のイメージソングや書いていたときに聴いていた曲のまとめ
音楽を聴くことを生きがいとしている一人でありまして、どうしても二次創作をするときはイメージソングをつけて書くことが多いです。この曲の二人が観たいとか、エンドロールで流れたらいいなとか。勝手に曲を引用しているので嬉しくない方もいらっしゃると思います。すみません。自分の内側を話すようで恥ずかしくもありますが、最高の音楽ばかりなのでよかったら聴いてみてください。そこまでコアな音楽は出ませんが、誰かの新しい出会いの場になれたらうれしいです。ちゃっかり自分の書いた話についても語っています。
・幸真
「惑星のかけら」
タイトル名・スピッツ「惑星のかけら」
イメージソング・スピッツ「仲良し」
二人が仲良しや親友、恋仲など名前の付く関係ではないという話を書きたくてできました。「仲良し」という言葉をキーワードにしたかった。
「流れてゆく」
イメージソングは特にありませんが、書いていたとき脳内ではスピッツの「さらさら」が流れていました。
河原の石って真田みたいだな、丸くてすべすべだし。というのが書きたくてできました。電車、川、時の流れと変わらない二人の関係の対比みたいなの。
「ano blue」
イメージソング・キリンジ「十四時過ぎのカゲロウ」・カネコアヤノ「抱擁」「布と皮膚」
十四時過ぎのカゲロウを聴いているときに思いついた文章が
「幸村は魚のように美しいクロールを見せた…二人で泳いだグリーンがいつしかまぶしいブルーになった」
でして、この一文を書きたいがために出来た話です。カネコアヤノやスピッツの歌詞を引用しまくり、キリンジに影響受けすぎでオマージュのような一作になってしまいました。スポーツは違いますが、十四時過ぎのカゲロウを聴くと幸村を思い出します。
・忍日
この作品もイメージソングなしです。二人ともブックオフが似合うな。団地の廃墟が似合うな。連れていきたいな。と思い書いた話。忍足が聴いていた曲は私の中では中森明菜の「スローモーション」でした。
・モブと赤也
「リヴフォーエヴァー」
タイトル名・Oasis「Live Forever」
原作の連載開始がちょうど1999年7月と、ノストラダムスの大予言と被っていて、これはネタになるなと思いついた話です。信じそうな人を考えたときに一番に出てきたのが赤也で、彼ならきっと明るい方向にもっていってくれるだろうと書き始めました。ある程度話が思いつく前にタイトルはこの曲から取ろうと決めていました。
砂野の名前は砂原良徳さんと草野マサムネさんの名字を一字ずつ貰って命名。
砂野が広末涼子さんが好きなのは私が彼女(特に10代の頃)のことが好きだからです。
・光謙光
「夏が終わる」
タイトル名・スピッツ「夏が終わる」
お題箱でいただいたお題から書いた作品。ラストは赤黄色の金木犀の歌詞そのままです。花火のパッケージってどうしてあんなにうるさいのでしょうか。子供の頃、自分があれを見てワクワクした気持ちを思い出して書きました。
・橘と千歳
「海の見える街」
タイトル名・久石譲「海の見える街」
タイトルの曲は千歳の好きなジブリから。魔女の宅急便の挿入歌です。ラストの「この海は俺らの海だ」は魚の歌詞そのまま。丸型消波ブロックいつかこの目で見てみたいです。熊本に実際にあるかはわかりません。
・ちとくら
「ひなたの窓に憧れて」
タイトル・スピッツ「ひなたの窓に憧れて」
イメージソング・初恋の嵐「初恋に捧ぐ」
千歳の机にキスする白石が見たかったので書きました。実際にあのようなおまじないがあるかはわかりません。ラストはキスしています。ちょうどこの作品を書いているときに「初恋に捧ぐ」ばかりを聴いていて、いつか「全てを台無しにするような」初恋の作品を書きたいなと思っています。
「架空の犬を飼う」
イメージソング無しです。テーマは秘密の共有です。友人が「ペットショップの犬猫を動物園みたいに見てる人が嫌だ」と言っているのを聞いて、そこから生まれた話。なぜこうなったのか私にもよくわかりません。二人だけにしかわからない秘密ってエロティックですよね。
ほとんど音楽がなかったらできていなかったようなものばかりですね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。